Elizabeth Warren has sent out this letter to the people. It reminds me that people of America with its difficult and painful recent history have stepped forward, proving to themselves and to the world that they will not settle for the victim's roles. They have collectively begun to turn things around. It feels like a beginning of a new stage in the evolution of this country.
------------------------------
Friend,
I still can't believe it, even as I'm writing it. I'm in Washington, D.C. right now for the Senate's freshman orientation!
They have some strict rules around here, and I don't want to get caught passing notes. But I had to take a quick moment to say:
THANK YOU.
When I came up with the idea for the Consumer Financial Protection Bureau, a lot of people in Washington said it would never happen. But not MoveOn. When Wall Street spent millions of dollars to kill the consumer agency, folks like you rolled up your sleeves and out-worked them.
So when I decided to run for the United States Senate, I knew that we'd need the heart, the guts, and the muscle of MoveOn members once again—and wow, did you deliver!
I am amazed and incredibly grateful for the $1 million that MoveOn members contributed to our campaign $5 and $10 at a time. I'm proud of every YouTube video you posted and every quote you shared to introduce your friends to our campaign. And I'll never forget the 750 volunteers that you recruited across Massachusetts in our critical Get Out the Vote efforts to push us over the top.
You took our message not only inbox-to-inbox but doorstep-to-doorstep. That's exactly what this campaign was all about.
We've already won two big campaigns together, but we've still got a lot of work to do.
That starts with getting people back to work. And we've got to make sure that millionaires, billionaires, and Big Oil companies pay their share. We've got to protect Medicare, Social Security, and health care. We've got to hold Wall Street accountable and level the playing field for working families.
I'm ready to fight for that, MoveOn members—and I hope you'll be there with me once again.
Thanks again for all you do.
–Elizabeth
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2012年11月16日金曜日
2012年11月10日土曜日
NY、ハリケーンからの復旧はまだまだ
浸水したガソリンスタンドの復旧が進まず、ガソリン不足はまだ続く。車のライセンスナンバーの末尾によって偶数、奇数日どちらかしか給油できず長蛇の列。鉄道も橋などの修復が遅れて、正常運行に戻っていない。川を渡ってブルックリンなど郊外とマンハッタンをつなぐ地下鉄は、Lラインが今日から部分的に運行。まだ開通していない線もある。瓦礫の撤去が今日やっと始まった地域、停電が解消していない地域もまだまだある。個々の住宅の修復は更に見通しがつかない。復興した地域としていない地域の格差が拡大するにつれ、置き去りにされる地域が意識から薄れる構造はどこも同じなので、これからの対応に注目したい。
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2012年8月17日金曜日
「チェルノブイリ・ハート」の監督さんに日本で取材してもらおう
春を呼ぶフォーラムからのお知らせを転載します。
ーーーーーーーーーーーーーー
「春を呼ぶフォーラム」からお知らせ
このメールは、5月の小出裕章講演会にご参加の方々を中心にお送りしています。
夏は真っ盛りです。皆さん、お元気でお過ごしですか。
本日は、お知らせが3件あります。
1.「チェルノブイリ・ハート」の監督さんに日本で取材してもらうためのカンパのお願い
2.日本での外国人医師による講演会ツアー(8月29日から9月2日、健康相談会、チェルノブイリ・ハート上映会などもあり)
3.8月14日、ニューヨークのUN Churchにおける「シニア決死隊」メンバーとパターソン医師の講演会
=========
1.カンパのお願い 目標額:80万円
「チェルノブイリ・ハート」の監督さんに日本で取材してもらおう。
アカデミー賞受賞のマリアン・デレオ監督は、福島原発事故以降に増加している健康被害のある人たちと、それを支える医師たちを取材するために、日本を訪れる予定です。
将来「Oh Fukushima」というタイトルのドキュメンタリーに結実するプロジェクトの始まりです。
5月、ニューヨーク滞在中の京大の小出裕章先生はマリアン監督に会った時、励ましとアドバイスをおくり、マリアン監督は日本に取材に行く決心をしました。監督は日本を訪問し、福島視察、医師の国際会議出席、東日本から全国に散らばった避難者と支援する医師たちを取材する予定です。
皆さんのご協力で、このプロジェクトを実現させてください。
カンパは以下の方法でお願いします。(全額アメリカの税額控除)
(1)オンライン
https://www.fracturedatlas.org/site/contribute/donate/6916
(2)チェック
チェックの書き方
Pay to the order of のところに Fractured Atlas
Memoのところに Voices for Lively Spring
そして、チェックを下記住所まで郵送してください。
Voices for Lively Spring
PO Box 511, Church Street Station
New York, NY 10008-0511
2.外国人医師による講演会ツアー(日本)
私は、現在、日本で、米・独の医師による全国講演ツアーの準備中です(Jeffrey Patterson医師と、Doerte Siedentopf医師)。
「チェルノブイリ・ハート」の上映、日本の医師による健康相談会もあり、講演会には日本の医師もコメンテーターとして参加して、賑やかなイベントになります。
5月の小出先生の記者会見で、汚染地区からの避難は呼びかけたのですが、避難に対する支援や、各地の健康被害に対応できる医師のネットワークの構築は宿題として残りました。今回のイベントは、その実現のための第一歩です。日本の皆さんにお知らせください。
8月29日 横浜(神奈川公会堂) http://829.angel-project.jp/
8月30日 静岡県島田市(おおるりホール) http://profile.ameba.jp/hinansyashien/
8月31日 大阪(ドーン・ホール) http://hitomirai.exblog.jp/18481138/
9月1日 福岡(福岡中央市民センター・ホール)医師の講演会は午後で、夜は小出先生の講演会です。
9月2日 北九州(真鶴会館) http://kokucheese.com/event/index/47800/
3.
なお、上記のPatterson医師は、14日にNYのUN Churchで行われる「シニア決死隊」メンバーの講演会でもお話されます。是非、ご参加ください。
最後にもう一度、1番目のカンパのこと、よろしくお願いします。
川井和子
春を呼ぶフォーラム
+81-90-1736-5974
Voices for Lively Spring (=春を呼ぶフォーラム) is a sponsored project of
Fractured Atlas, a non-profit arts service organization.
Contributions in behalf of Voices for Lively Spring may be made
payable to Fractured Atlas, and are tax-deductible to the extent
permitted by law.
ーーーーーーーーーーーーーー
「春を呼ぶフォーラム」からお知らせ
このメールは、5月の小出裕章講演会にご参加の方々を中心にお送りしています。
夏は真っ盛りです。皆さん、お元気でお過ごしですか。
本日は、お知らせが3件あります。
1.「チェルノブイリ・ハート」の監督さんに日本で取材してもらうためのカンパのお願い
2.日本での外国人医師による講演会ツアー(8月29日から9月2日、健康相談会、チェルノブイリ・ハート上映会などもあり)
3.8月14日、ニューヨークのUN Churchにおける「シニア決死隊」メンバーとパターソン医師の講演会
=========
1.カンパのお願い 目標額:80万円
「チェルノブイリ・ハート」の監督さんに日本で取材してもらおう。
アカデミー賞受賞のマリアン・デレオ監督は、福島原発事故以降に増加している健康被害のある人たちと、それを支える医師たちを取材するために、日本を訪れる予定です。
将来「Oh Fukushima」というタイトルのドキュメンタリーに結実するプロジェクトの始まりです。
5月、ニューヨーク滞在中の京大の小出裕章先生はマリアン監督に会った時、励ましとアドバイスをおくり、マリアン監督は日本に取材に行く決心をしました。監督は日本を訪問し、福島視察、医師の国際会議出席、東日本から全国に散らばった避難者と支援する医師たちを取材する予定です。
皆さんのご協力で、このプロジェクトを実現させてください。
カンパは以下の方法でお願いします。(全額アメリカの税額控除)
(1)オンライン
https://www.fracturedatlas.org/site/contribute/donate/6916
(2)チェック
チェックの書き方
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そして、チェックを下記住所まで郵送してください。
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PO Box 511, Church Street Station
New York, NY 10008-0511
2.外国人医師による講演会ツアー(日本)
私は、現在、日本で、米・独の医師による全国講演ツアーの準備中です(Jeffrey Patterson医師と、Doerte Siedentopf医師)。
「チェルノブイリ・ハート」の上映、日本の医師による健康相談会もあり、講演会には日本の医師もコメンテーターとして参加して、賑やかなイベントになります。
5月の小出先生の記者会見で、汚染地区からの避難は呼びかけたのですが、避難に対する支援や、各地の健康被害に対応できる医師のネットワークの構築は宿題として残りました。今回のイベントは、その実現のための第一歩です。日本の皆さんにお知らせください。
8月29日 横浜(神奈川公会堂) http://829.angel-project.jp/
8月30日 静岡県島田市(おおるりホール) http://profile.ameba.jp/hinansyashien/
8月31日 大阪(ドーン・ホール) http://hitomirai.exblog.jp/18481138/
9月1日 福岡(福岡中央市民センター・ホール)医師の講演会は午後で、夜は小出先生の講演会です。
9月2日 北九州(真鶴会館) http://kokucheese.com/event/index/47800/
3.
なお、上記のPatterson医師は、14日にNYのUN Churchで行われる「シニア決死隊」メンバーの講演会でもお話されます。是非、ご参加ください。
最後にもう一度、1番目のカンパのこと、よろしくお願いします。
川井和子
春を呼ぶフォーラム
+81-90-1736-5974
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Contributions in behalf of Voices for Lively Spring may be made
payable to Fractured Atlas, and are tax-deductible to the extent
permitted by law.
2012年3月19日月曜日
企業の人としての表現の自由?
企業に自然人同様の表現の自由を与える米国憲法と、その金の力にまかせた政治資金で民主主義のプロセスに及ぼす危害。多くの自治体で動きが拡大中。「Ben とJerryはそれぞれ人であり、Ben & Jerryはアイスクリームであって人ではない。」
#savingdemocracy http://j.mp/FUse1l
参考文献 ①「企業の政治献金を表現の自由として最大限保障?」─米最高裁判所政治資金(広告)規制法違憲判決 (NPJ通信) http://j.mp/zuQyXc
② Ben & Jerryの社会的責任ある企業としての存続の戦い
http://www.trusteeship.org/ben_jerrys.html (from http://tl.gd/ggc4si)
#savingdemocracy http://j.mp/FUse1l
参考文献 ①「企業の政治献金を表現の自由として最大限保障?」─米最高裁判所政治資金(広告)規制法違憲判決 (NPJ通信) http://j.mp/zuQyXc
② Ben & Jerryの社会的責任ある企業としての存続の戦い
http://www.trusteeship.org/ben_jerrys.html (from http://tl.gd/ggc4si)
2012年1月14日土曜日
日本を見つめる海外の目
再び日本から帰国。ニューヨークの空港で入国手続きの管理官とのやり取りの際、「大震災後の日本の冷静、公正かつ忍耐強い対応に敬意を表し学んでいる」と彼は言った。ありがたいと思う。
しかし、それはあくまでも日本の国民への敬意であり、日本の政治、既得権益の動向は、海外の心ある人々の認識との間に余りにも隔たりのある状況だ。
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2011年11月28日月曜日
【緊急レポート】 有権者の54%が支持、世界に波及/「ウォール街を占拠せよ」
当ブログへの投稿が少々遅れましたが、「ジャーナリスト」紙に掲載された記事です。Daily JCJ からもご覧頂けます。
【緊急レポート】
有権者の54%が支持、世界に波及/「ウォール街を占拠せよ」
ニューヨークで9月に始まった「ウォール街を占拠せよ」。10月15日には、ニュージーランド、オーストラリア、日本、英国、 ドイツなど世界各地で一斉にデモが行われた。ニューヨークでは少なくとも5000人がデモ行進、ローマではその規模は数万人に膨れ上がった。 拠点ニューヨークから14日に届いた緊急レポートをお届けする。
* * *
「我々こそ99%」のスローガンを掲げて9月17日に立上り、同様の運動を全国約200都市に拡大する「ウォール街を占拠せよ」 運動。参加当事者達も今後の展望は明らかに出来ずにいる。
10月13日、ズコッティ公園に緊張が走った。この日、同公園を所有する企業が市警に訴え、 公園清掃の名目でデモ参加者の強制退去を予告した。
このニュースはこれに抗議する何千人ものさらなる支援者を引寄せ、 彼らは自らかき集めた箒やブラシを手に明け方にかけて急遽公園を清掃して見せた。翌朝、市当局は強制退去中止を発表。状況は一旦終息した。
この間、公式な交渉は行われていないという。この運動の柔軟な姿勢の一端と、今や世界が注視する中、 軽率には動けない当局の閉塞感が垣間見えた瞬間だった。タイム誌の調査によれば、54%の有権者がこの運動を支持し、「茶会運動」の27% と比べ幅広い共感を得ている。今後も運動の広がりと共に支持も拡大するだろう。
経済学者、リチャード・ウルフは語る。
「この運動の背景には30年に及ぶ米国経済の不公正拡大の道のりがある。過去30年にわたる生産性の飛躍的向上は企業に驚異的利益・ 株価上昇をもたらし、その一方で1978年以来実質賃金は変わらず、米国の一般労働者は二つの職に就くなど、 世界のどの先進国におけるより長時間働くことを余儀なくされて来た」
ILOによれば米国人は年間日本人との比較で137時間、フランス人との比較に至っては499時間も労働時間が長い。 にもかかわらず米国全世帯の6分の1が失職者を抱える。 70年代に40対1だった企業トップと一般労働者との賃金格差は400対1にまで拡大している。
一方、今回のウォール街に端を発した運動の中心を担うのは、平均年齢21歳ほどの学生達だ。彼らは重い学資ローンを抱え、 砂漠のように乾ききった雇用市場を目前にしている。
テーブルで案内をしていたウィスコンシンでスペイン文学を学ぶ大学生、マイケル・グリフィス(21歳)。 ウィスコンシンの運動を経て今ズコッティ公園で活動を続ける。何が彼を運動に向かわせるか訊ねると、 「目の前で起きている事が本質的に不当であると、DNAに書込まれている気がする。そして何より同年代の若者達と同様、 自分の将来への不安と恐れが自分を突き動かしている」と答えた。
彼のような非組織活動家が運動の中心を担う。
ノースキャロライナの小さな町から来たという国際関係論を学ぶジェーンは、コンクリートの地面に敷いた寝袋で休憩していた。 「何か歴史上重大な局面を生きていて動かずにはいられず4日間の予定で来た」と言う。 地元の小さな町でも学生達が小規模ながら運動に立上っていると話した。
オハイオから来た看護学生デイビッドは、 医療班を手伝いテントを中心に6畳ほどのスペースに積上げた医療資材の入ったプラスチック容器を整理しながら、運動への期待を静かに語った。
「変革は僕達が起すしかない。富裕層に課税し、企業による社会の支配を終わらせる。当面雇用の創出と国民皆保険を訴えて行きたい。 あと何週間、何カ月かかるかわからないが、僕達の存在が一時的なものでない事を実証し続ける」
彼ら若者達に混じって活動家、労組、有識者、大学教職員、宗教家などの支援も増している。社会派のアイスクリーム・ メーカーとして知られる「ベン&ジェリー」も、屋外キッチンの隣にスタンドを設けて参加者に自らアイスクリームを振舞い、 一般歩行者の関心も惹く。企業スポンサーの先駆けだ。
グリーン・パーティーの党員は、有志ジャーナリスト達によって新たに発刊された「Occupy Wall Street Journal」を道行く人に配布し、大学教授らしき男性は、テーマ毎の講義の予定を書いた広場の黒板の前で学生と議論していた。
公園のあちこちで様々な議論が交わされている。また、 ブロンクスの貧困地域住民に新たな形の社会医療を提供するモンテフィオーリ病院の医師、看護師が、医学生と共に無償で医療サービスと救急医療班の訓練を提供している。
地域住民も本を寄贈し公園に青空図書室が生まれた。最も組織されていない筈の運動が、 これまで目にしたどの運動よりオーガニックに一つのコミュニティーを形成している。
寡占化した大企業の抱える膨大な金が、その行き場を投機に求めた。それを奪い合う金融機関が新たなサブプライムの住宅・信販。 学生融資や、そのリスクをカバーする筈の保険としてクレジット・デフォルト・スワップなどのハイリスク商品を編みだした。
だが、その結果として訪れた金融危機では、納税者がその損失の尻拭いを強要され、税金が危機の原因たる民間企業に施された。 その影響は凄まじい勢いで公共プログラムの破壊へと及んできた。記録的高額賞与を貪るウォール街の企業幹部には、 今の所いっさいお咎めなしだ。
その一方で、それに対抗すべき活動組織は、長年分断されたまま、熾烈な労働に疲れ、とろ火で煮込まれたシジミのように無感覚・ 無力化した状態が目立ってきていた。いくら沸点寸前の社会状況となっても、大きな動きはつくれなかった。
リチャード・ウルフ氏によれば、「米国の政治は右傾化したのではなく、大多数の有権者が生活のストレスに疲れ、政治から離脱した」 状態にあったのだ。
「ウォール街を占拠せよ」が起こる前には、ウィスコンシン州で、教職員、警察官、消防士など公務員の給与・職・ 団体交渉権などの切り捨てに対して「市庁舎占拠」の動きがあり、ある程度の共感を得たものの、広がりは限定されていた。
牽引する若者達は、多くの大人達が麻痺させてきた正義感と健全な生存本能を発揮し得る時を、 旧来の組織や論理や方法論にしばられない自分たちのやり方を模索しながら、ひたすら待っていたのだろうか――。
前出のマイケルは、「僕達は社会の一部を代表するに過ぎない。より多くの声に耳を傾け、参加を求め、大きな視点で問題を見極めたい。 僕らだけではマニフェストは書けない」と語った。
1929年の大恐慌からニューディールを導き出して以来、米国で初めての新たな大規模市民運動はまだ始まったばかりだ。
(たけうち・まや/NY在住=ライター)
*JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2011年10月号より*
上記記事と写真は、2011年10月号PDF見本でもご覧いただけます。
8面 http://jcj-daily.sakura.ne.jp/20111008.pdf
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有権者の54%が支持、世界に波及/「ウォール街を占拠せよ」
ニューヨークで9月に始まった「ウォール街を占拠せよ」。10月15日には、ニュージーランド、オーストラリア、日本、英国、 ドイツなど世界各地で一斉にデモが行われた。ニューヨークでは少なくとも5000人がデモ行進、ローマではその規模は数万人に膨れ上がった。 拠点ニューヨークから14日に届いた緊急レポートをお届けする。
* * *
「我々こそ99%」のスローガンを掲げて9月17日に立上り、同様の運動を全国約200都市に拡大する「ウォール街を占拠せよ」 運動。参加当事者達も今後の展望は明らかに出来ずにいる。
10月13日、ズコッティ公園に緊張が走った。この日、同公園を所有する企業が市警に訴え、 公園清掃の名目でデモ参加者の強制退去を予告した。
このニュースはこれに抗議する何千人ものさらなる支援者を引寄せ、 彼らは自らかき集めた箒やブラシを手に明け方にかけて急遽公園を清掃して見せた。翌朝、市当局は強制退去中止を発表。状況は一旦終息した。
この間、公式な交渉は行われていないという。この運動の柔軟な姿勢の一端と、今や世界が注視する中、 軽率には動けない当局の閉塞感が垣間見えた瞬間だった。タイム誌の調査によれば、54%の有権者がこの運動を支持し、「茶会運動」の27% と比べ幅広い共感を得ている。今後も運動の広がりと共に支持も拡大するだろう。
経済学者、リチャード・ウルフは語る。
「この運動の背景には30年に及ぶ米国経済の不公正拡大の道のりがある。過去30年にわたる生産性の飛躍的向上は企業に驚異的利益・ 株価上昇をもたらし、その一方で1978年以来実質賃金は変わらず、米国の一般労働者は二つの職に就くなど、 世界のどの先進国におけるより長時間働くことを余儀なくされて来た」
ILOによれば米国人は年間日本人との比較で137時間、フランス人との比較に至っては499時間も労働時間が長い。 にもかかわらず米国全世帯の6分の1が失職者を抱える。 70年代に40対1だった企業トップと一般労働者との賃金格差は400対1にまで拡大している。
一方、今回のウォール街に端を発した運動の中心を担うのは、平均年齢21歳ほどの学生達だ。彼らは重い学資ローンを抱え、 砂漠のように乾ききった雇用市場を目前にしている。
テーブルで案内をしていたウィスコンシンでスペイン文学を学ぶ大学生、マイケル・グリフィス(21歳)。 ウィスコンシンの運動を経て今ズコッティ公園で活動を続ける。何が彼を運動に向かわせるか訊ねると、 「目の前で起きている事が本質的に不当であると、DNAに書込まれている気がする。そして何より同年代の若者達と同様、 自分の将来への不安と恐れが自分を突き動かしている」と答えた。
彼のような非組織活動家が運動の中心を担う。
ノースキャロライナの小さな町から来たという国際関係論を学ぶジェーンは、コンクリートの地面に敷いた寝袋で休憩していた。 「何か歴史上重大な局面を生きていて動かずにはいられず4日間の予定で来た」と言う。 地元の小さな町でも学生達が小規模ながら運動に立上っていると話した。
オハイオから来た看護学生デイビッドは、 医療班を手伝いテントを中心に6畳ほどのスペースに積上げた医療資材の入ったプラスチック容器を整理しながら、運動への期待を静かに語った。
「変革は僕達が起すしかない。富裕層に課税し、企業による社会の支配を終わらせる。当面雇用の創出と国民皆保険を訴えて行きたい。 あと何週間、何カ月かかるかわからないが、僕達の存在が一時的なものでない事を実証し続ける」
彼ら若者達に混じって活動家、労組、有識者、大学教職員、宗教家などの支援も増している。社会派のアイスクリーム・ メーカーとして知られる「ベン&ジェリー」も、屋外キッチンの隣にスタンドを設けて参加者に自らアイスクリームを振舞い、 一般歩行者の関心も惹く。企業スポンサーの先駆けだ。
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公園のあちこちで様々な議論が交わされている。また、 ブロンクスの貧困地域住民に新たな形の社会医療を提供するモンテフィオーリ病院の医師、看護師が、医学生と共に無償で医療サービスと救急医療班の訓練を提供している。
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だが、その結果として訪れた金融危機では、納税者がその損失の尻拭いを強要され、税金が危機の原因たる民間企業に施された。 その影響は凄まじい勢いで公共プログラムの破壊へと及んできた。記録的高額賞与を貪るウォール街の企業幹部には、 今の所いっさいお咎めなしだ。
その一方で、それに対抗すべき活動組織は、長年分断されたまま、熾烈な労働に疲れ、とろ火で煮込まれたシジミのように無感覚・ 無力化した状態が目立ってきていた。いくら沸点寸前の社会状況となっても、大きな動きはつくれなかった。
リチャード・ウルフ氏によれば、「米国の政治は右傾化したのではなく、大多数の有権者が生活のストレスに疲れ、政治から離脱した」 状態にあったのだ。
「ウォール街を占拠せよ」が起こる前には、ウィスコンシン州で、教職員、警察官、消防士など公務員の給与・職・ 団体交渉権などの切り捨てに対して「市庁舎占拠」の動きがあり、ある程度の共感を得たものの、広がりは限定されていた。
牽引する若者達は、多くの大人達が麻痺させてきた正義感と健全な生存本能を発揮し得る時を、 旧来の組織や論理や方法論にしばられない自分たちのやり方を模索しながら、ひたすら待っていたのだろうか――。
前出のマイケルは、「僕達は社会の一部を代表するに過ぎない。より多くの声に耳を傾け、参加を求め、大きな視点で問題を見極めたい。 僕らだけではマニフェストは書けない」と語った。
1929年の大恐慌からニューディールを導き出して以来、米国で初めての新たな大規模市民運動はまだ始まったばかりだ。
(たけうち・まや/NY在住=ライター)
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2011年11月12日土曜日
Senate votes to retain net neutrality regulations
Senate votes to retain net neutrality regulations
The Senate votes 52 to 46 along party lines to reject a Republican effort to overturn federal rules aimed at preserving open Internet access for online users. Still, the GOP is likely to continue the fight.
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